肥満度指数が与える卵巣過剰刺激症候群の抑制結果について

多嚢胞性卵巣症候群を抱えた中国人女性の肥満度指数が与える卵巣過剰刺激症候群の抑制結果に関する研究記事をご紹介します。

この研究の目的は、多嚢胞性卵巣症候群を抱えた中国人女性が、体外受精または顕微授精の結果に肥満度指数(BMI)が及ぼす影響を研究したものです。

中国の9つの病院から多嚢胞性卵巣症候群を抱えた800名の被験者を対象に分析した研究結果となり、被験者は次のカテゴリに分類されています。

18.5 kg/

適正体重:19–23.9 kg/

太り過ぎ:24–27.9 kg/

肥  満:≥28 kg/

その結果、774人の被験者のうち、27.3%は太り過ぎ、8.1%は肥満に分類され、遺伝子組換え卵胞刺激ホルモン(rFSH)を使用された被験者は、BMIカテゴリの中でも有意に異なっていました。

移植率は、適正体重の被験者(45.7 %)よりも肥満の被験者(25.3 %)の方が低く、移植あたりの臨床的な妊娠率は、BMIカテゴリによって異なったものの、生化学的妊娠率と継続妊娠率は差はみられなかったようですが、流産率は、BMIカテゴリの間いで類似していたようです。

多嚢胞性卵巣症候群を抱えながら、体外受精及び顕微授精を行なっている、三分の一以上の中国人女性は、太り過ぎまたは肥満となっていました。

BMIの上昇は、臨床的な妊娠率を減少することに関連付けますが、BMIと体外受精の結果にはほとんど影響しない事を示唆しています。

出典:Journal of Assisted Reproduction and Genetics / Effect of body mass index on the outcomes of controlled ovarian hyperstimulation in Chinese women with polycystic ovary syndrome: a multicenter, prospective, observational study

 

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