第19回IVF学会学術集会

10月1日(土)〜2日(日)の2日間、神戸国際会議場で開催された「第19回IVF学会学術集会」に参加させて頂きました。

御高名な先生方から生殖医療の最前線に関する研究や隣国での生殖医療の現状について貴重な講演を聞くことができました。中でも、特に興味深かったのは、ES細胞またはiPS細胞から人工配偶子(卵子・精子など)を作成して生殖に成功したという研究結果です。

現在までにマウスの尻尾からiPS細胞を取り出して人工配偶子を作成し、それを移植した結果、健康なマウスが産まれ、さらにそのマウスが成長して妊娠・出産すると通常のマウスと全く変わらない赤ちゃん達が誕生しているということです。
すでにヒトでも同様のプロセスで研究が進められ、将来的には絶滅危惧種にも研究を広げることを視野に入れていると林先生(九州大学医学研究院)はおっしゃっていました。

また中国の生殖医療の現状に関する講演もありました。

中国では高齢出産がブームになっており、不妊治療をする夫婦が年間約4,000万人に上るようです。その背景には、「一人っ子政策」を廃止し、2人目の出産が解禁されたことが起因しているという事を董 曦先生(上海復旦大学)は示唆していました。
最近では、中国国内で禁止されている、卵子提供や代理出産などの治療を求めて海外で治療を行う夫婦も増えてきているようです。

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