(1)卵子提供プログラム:費用やリスクとは

卵子提供とは

卵子提供プログラムとは、何かしらの原因により母親になることを希望している女性の卵子による妊娠の可能性がない、または困難な場合に行う不妊治療の一つです。

卵子を提供する卵子提供者(卵子ドナー)から卵子の提供を受けて、ご主人様の精子と体外受精を行なったあと、母親になることを希望している奥様の子宮に受精卵を移植し、ご自身で妊娠・出産を行ってお子様を授かることができるものです。 

したがって、奥様の遺伝子は出生する子供には引き継がれませんが、ご主人の遺伝子は引き継がれることになります。

海外で体外受精を受けたのち、日本で妊娠期間を過ごして出産し、日本の法律では奥様が出産された場合、お子様は戸籍上実子として戸籍登録されます。

 

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図 卵子提供プログラムイメージ

卵子提供者(卵子ドナー)選びについて

卵子提供プログラムを行う中でとても重要なプロセスは、卵子ドナーの選定です。

モンドメディカルでは約250名(2020年4月1日 現在)の卵子ドナーが登録しており、お客様が安心して選びやすいよう日々、新規登録者を募集しております。

卵子ドナーの選び方については、お客様のご意向を十分にヒアリングさせて頂いた後、最適な条件の候補者とマッチングできるよう、選び方のポイント、過去の採卵実績等、アドバイスさせて頂きます。

また、卵子ドナーの選定は、ご夫妻の移植スケジュールにも大きく影響を及ぼす部分となります。

卵子ドナーの中には仕事や自己都合に伴い、すぐに海外渡航・滞在する事が難しい状況もございますので、ご理解の上で数名の候補者を選んで頂ければと存じます。

モンドメディカルの卵子(精子)ドナーについて

ほとんどのご夫婦は日本人女性からの卵子提供を希望されているため、弊社では、特に日本人の卵子ドナー集めに力を入れており、お客様が数多くのドナーを候補者としていただき、その中から選考していただけるようなシステムを構築しています。

 

  • モンドメディカルに登録している日本人の卵子ドナーは、ボランティア精神に溢れた健康で責任感があり、容姿端麗、高学歴、ドナー経験者等、すべての血液型の合計で約250名です。(2020年4月1日 現在)

  • 卵子ドナーは原則満21歳から35歳までの心身ともに健康な女性で、身元確認など厳正な登録前審査を行っています。
  • 卵子ドナーおよび精子ドナーは、日本人以外にもアメリカ、ヨーロッパ、アジア人等、幅広い選択肢をご提供できます。
  • 日本人の優良企業の社会人を中心に精子ドナーも10名ほど登録者がおります。

ご夫婦が閲覧していただける卵子ドナーの情報

卵子ドナーのプロファイルは、機密性の高い個人情報という事から閲覧場所は、弊社のみとさせて頂いております事をご理解の程よろしくお願いします。

ご夫婦がご覧頂ける卵子ドナーの主な情報は下記の通りです。

 

  • 現在の顔写真・幼少期の写真
  • 基本情報(生年月日、身長、体重、血液型、最終学歴、職業など)
  • ドナー経験の有無
  • 親族の遺伝的な疾患

 

卵子提供の適応症

卵子提供の適応症は次の通りです。

  • 加齢などによる卵巣機能低下、卵胞細胞数の減少
  • 卵巣機能障害
  • 卵巣摘出
  • 早発閉経
  • 自然閉経
  • 自己卵子による体外受精の複数回に及ぶ不成功
  • 上記ほか、医師が認める適応症

 

卵子提供プログラムの費用

プログラム費用には、エージェント費用(進行管理、通訳・翻訳作業、医療機関への送迎等)、卵子ドナー採卵準備及び採卵費、卵子ドナー渡航費一式(交通費、宿泊費、雑費等)、卵子ドナー謝礼金、精子調整費(受精・培養費含む)、顕微授精費等の費用が含まれております。

 

プログラムの費用:250万円〜

 

  • お客様のご希望・要望に応じて、海外で準備した受精卵を国内医療機関へ輸送して移植するプログラムもご案内する事ができます。詳しいお話をご希望のお客様は、コチラからお問合せ下さい。
  • お客様とのご面談は東京および大阪、出張カウンセリングも行っております。
  • 海外の卵子提供ほか国内での治療もご案内が可能です。詳しいお話をご希望の方はお問合せ下さい。

プログラムに含まれない費用

上記、卵子提供プログラムには、お客様の渡航費及び滞在費、日本国内での診察・検査費、着床前スクリーニング(PGTA)又は着床前診断(PGD)融解胚移植費等に関しては含まれておりません。

詳細は、ご面談時にご説明いたします。

ご注意

  • 上記費用には個人の傷病の治療(子宮筋腫の治療等)により、個人と医療機関との間で生じた医療費は含まれません。
  • 診療報酬や薬剤価格が改定された場合、料金が追加・変更されることがあります。
  • 卵子ドナーが採卵のために渡航する時期が、ゴールデンウィーク、お盆、年末年始等と重なった場合には、別途追加料金が発生することがあります。
  • 為替レートによって費用が変更されることがあります。(2020年1月4日現在の費用)

 

国内のバックアップクリニックについて

モンドメディカルでは海外で卵子提供を望んでおられるお客様へバックアップクリニックをご紹介させていただきます。

当該クリニックは、海外で卵子提供を行うことを認識しているため、お客様から何か特別なご説明をする必要はございません。
超高齢での出産をご検討のお客様には、医療設備の整った病院をご案内する事ができますので、安心して妊娠から出産をしていただくことができます。

 

提携クリニックの医師の見解:Dr.ダニエレ・レーン

卵子の老化

女性が妊娠する最大の予測因子は、実は生物学上の年齢という事はご存知でしょうか。

女性は生まれた時に、一生のうち持ち得る卵子を全て持っており、その時点から、閉経の時に向けて卵子の数は減少して行き、卵子の数が減少するにつれて、卵子の質も下がることが判明しています。

そのため、もし女性が30歳で毎月1個の卵子を生みだすとすると、一年間で、おおよそ10個の卵子は健康で、2つは健康ではないものになります。しかし、それを早送りして40歳という、赤ちゃんを産む年齢としてどんどん増えてきている女性にすると、同じ12個の卵子のうち およそ10個が健康ではなく、2つの卵子のみ健康という事になってしまいます。

結果として、生物学的な年齢が上がるにつれて、より一層、女性は妊娠することが難しくなります。この事から、積極的な治療とともに、健康または健康ではない卵子を識別する事が、女性の妊娠に不可欠であるという事が分かってきています。

 

 

卵子提供について

卵子提供はとても重要な方法で、卵巣の蓄えに正常な卵子や胚を見つけられるとは考え難い女性を助ける事を可能にします。言い換えると、遺伝子検査で正常な胚を識別できたとしても、ある時点で、正常ではない胚を作る女性を診察する事となります。

そのような状況下では、正常な卵子を識別するために卵子提供者(若い女性の卵子を使用する)という、つまりその卵子をご主人様の精子と掛け合わせ、患者さんまたは代理母に移植できる胚を作るという選択肢をご提供できます。

そのため、卵子提供者となる女性達は30歳未満という傾向になり、排卵を誘発し、採卵する過程を経て、ご夫婦にその卵子を提供する事に合意している方達となります

 

 

卵子提供プログラムで想定されるリスクや失敗への懸念事項

卵子提供をご検討されているお客様からは主に次の3点を懸念されております。

受精卵(胚盤胞)が出来ない(0個)という事は起きないか。

現在までの弊社の実績として、卵子ドナーから採卵すると質の良い卵子が多く(20 – 40個)採れ、グレードの良い受精卵を凍結保管する事ができています。

モンドメディカルでは、受精卵ができない事を回避するよう、必ず卵子ドナーの適性検査を行い、特定の医師によりドナーとしての適性を診断します。

また採卵周期に入り、採卵が近づくと毎日卵胞の成長を確認し、採卵数が少ない可能性がある場合は、採卵の延期をご夫妻へ提案させていただくこともございます。

卵子提供の受精卵を移植したら100%着床するのか。

グレードの良い受精卵かつ着床前遺伝子診断を行った受精卵を移植した場合、多くのお客様が着床しております。

しかしながら、様々な要因から着床されない方もいらっしゃいますので、100%着床する事を保証する事は致しかねます事をご理解ください。

モンドメディカルがサポートさせて頂いた、ご夫婦より貴重な体験談も頂いておりますので、是非ご一読ください。

40代後半〜50代前半で妊娠・出産する場合、身体への負担はどの程度か。

日本産科婦人科学会では、35歳以上で初めて妊娠・出産する事を『高年初産』としており、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病などの異常が出やすい、出産時、出血も多くなりやすい、産道がかたくなって難産になりやすい等のリスクを示しております。

モンドメディカルの提携クリニックの1つ、ダニエレ・レーン医師は妊娠する事で血流量が二倍となり、心臓に大きな負担がかかるため、高齢出産の場合、医療設備の整った産婦人科での出産を強く推奨しています。

弊社では、医療設備の整った産婦人科をご紹介する事ができますので、お客様は安心してプログラムに参加して頂いております。

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