ドクターたちの着床前遺伝子診断の見解について
ドクターたちの着床前遺伝子診断の見解について
先日、提携先クリニックのひとつロシアのNova Clinicへ代理出産を希望されているお客様のアテンドに行って参りました。
生殖医療の専門医師によるカウンセリングの際に、
「凍結受精卵は着床前遺伝子診断を行なっているのか?」
という質問がありました。
この受精卵は卵子ドナーから提供された卵子と旦那様の精子から作られていましたが、本検査は行なっていませんでした。
検査していない、という事を伝えたところ、受精卵レポートをもとに院長、主任医師、培養士が召集され、方針について話し合いが始まりました。
結論としては、
「20代のドナーから提供された卵子であれば、検査する必要性はない。」
という見解で、検査を行うことはなく移植される事で意見がまとまりました。
着床前遺伝子診断については、さまざまな意見があると思います。
先日、ドイツの大学病院の医師とも本件について意見交換する機会がありましたが、その医師も同じ見解でした。
一方で、卵子ドナーから提供された卵子で受精卵を作っても検査を行った方が良いという医師もおります。
着床前遺伝子診断は、行なった方が良いのか否かについては様々な見解がありますが、モンドメディカルではケースごとに医師と相談して対応しています!
着床前遺伝子診断、卵子提供プログラム、代理出産プログラムに関するご質問、相談がございましたら、MONDOMEDICALまでお気軽にお問い合わせください。