ご夫婦からの体験談について

モンドメディカルにて卵子提供プログラムをサポートさせていただきました、ご夫婦から体験談をいただきましたので、ご紹介いたします。

 

私は以前より、生理不順が酷く、婦人科に通う日々もありました。

 

結婚後、引っ越した先のクリニックで告げられたのは「早発閉経」でした。

自然妊娠は難しいだろうと自覚していたものの、この結果は絶望的でした。

それに加えて「抗精子抗体」も陽性反応。しばらく内服治療を続け、奇跡的に卵が見つかるかもしれないと淡い期待を抱いていました。

 

しかし、毎月の内診で言われる言葉は「卵はまだ見えませんね…」分かってはいますが、毎回聞くたびに落ち込みました。

 

高齢ということもあって、不妊治療に掛けている時間もなかった為、診察開始当初に先生から、卵子提供という選択もあると聞いていたので、内服治療と並行して、そちらも色々調べました。

 

当初はもちろん、自分の遺伝子以外の子を出産することにかなり抵抗があり、子供を諦めた時期もありました。

 

何度も夫婦で話し合いを重ね、不妊に関するカウンセリングにも行きました。卵子提供を受けるにしても、姉妹や知り合いなら…と思っていたのですが、国内での卵子提供はまだ進んでおらず、条件がかなり絞られました。結果、該当せず、その道も閉ざされました。

 

それでもやはりどうしても子供が欲しいという強い思いから、卵子提供の道を真剣に考え始め、何社かのセミナーに参加したり、面談をして頂きました。

 

話を聞くうちに、前向きに考えられるようになり、日本のドナーの方も沢山登録されており、その方々の思いを聞いて少し安心できました。

 

高齢のため、たとえ自分の卵子が採れて受精卵が出来たとしても質は悪く、成功する可能性は低いとも言われました。

 

不妊治療をされている方の体験談を見聞きすると、本当に皆さん何度も人工授精や体外受精を繰り返し挑戦されていて、胸が詰まります。

 

私にはその挑戦権もなかったのですが、それが返って早い決断に踏み切れたのかもしれません。

 

モンドメディカル様に卵子提供をご依頼することに決めてから、思っていたよりも早くに移植まで決まり、有り難いことに一度目の移植で妊娠することに成功しました。

 

お陰様で無事に元気な男児を授かり、今はとても幸せで楽しい日々を送っています。

 

遺伝子は違いますが、出産後、そのことを卑屈に思ったことは一度もありません。

 

同じようにお腹を痛めて産んだ私達の子供です。

 

後悔や後ろめたさは全くなく、むしろ卵子提供の道を選択して本当に良かった、ドナーの方に心から感謝しています。

 

まだまだ国内では認められず、世間でも理解され難いですが、一日も早く定着し、本当に悩んでおられる方、戦っておられる沢山の方々の救いになればと思います。

『関西在住 40代 』

 

今後、MONDOMEDICALでは卵子提供・代理出産プログラムを体験された方の生の声をお伝えする事で検討中のお客様の一助になればと考えております。

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