お客様からお寄せいただいた体験談:2402(死後生殖)
モンドメディカルにてサポートさせていただきました、お客様からサービス利用後、体験談をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
サービスを検討された経緯
結婚後約1年半が経ち、そろそろ子供がほしいなと思い始めた頃に主人の精嚢がんが発覚しました。同時にこのままでは子供をつくることができないと医師から宣告されました。
私も主人も子供を希望していたので、妊孕性を担保するために主人の精巣から精子を摘出、凍結してすぐ不妊治療を開始しました。
開始後すぐ妊娠しましたが流産してしまい、その後妊娠に至る事なく約1年が経とうとしていた頃、主人の容態が急変、その後程なくして彼は亡くなってしまいました。
私は主人が亡くなる数日前、「もしわたしが一人になっても、不妊治療を続けてほしい?」と尋ねました。すると主人ははっきりと「続けてほしい。もし可能なら」と言いました。だから、主人の希望を叶えてあげたいと思いました。また私自身も、主人との子供がどうしても欲しかったのです。
このような理由で、主人の死後、一人で不妊治療に取り組むことになりました。
検討され始めた時期、行動した時期
主人の容態が悪くなってから主治医の先生より死後生殖は日本では難しいということを知らされました。主人が亡くなる約1ヶ月程前でした。それまでは、全くそのような認識がなかったので、とても焦りました。そこから急いで可能な国、手段を模索し、情報を集めてモンドメディカル様のサービスを知りました。
比較検討の際に困ったこと
死後生殖についてのサービスを取り扱っている企業が他に見つからなかったので、他社との比較は特にしていませんでした。
自社を選んだポイント
モンドメディカル様も本来は死後生殖のサービスを行われていなかったのですが、私がどうしても主人の子供が欲しくて、本当に困っている旨をお伝えすると、社長の小笠原様が特別にお話を聞いてくださり、お力を貸してくださいました。
サービス利用後(申し込み後)
凍結した精子や受精卵を海外に移送するには、主人が亡くなるまでに完了しておかなければならない手続きや契約が沢山ありました。毎日いつ何があってもおかしくない状況の中で、戦々恐々としていましたが、モンドメディカル様がその点を考慮してくださり、ものすごく迅速にご対応くださったおかげで間に合うことができました。
また、私の場合は死後生殖が可能な海外の病院を探していただいていたのですが、可能な国が少ないことは自分で調べている段階でわかっていました。だからわたしはその時は南米でも中東でもヨーロッパでも可能な病院があるならどこにでも行く覚悟でいました。しかし実際はアメリカの、しかも日本人看護師の方がいらっしゃる病院をご紹介いただけたので、渡航も病院とのやりとりもスムーズにできて大変助かりました。
サービス利用後(出産後)
私は「この人と一緒に生きていきたい」と思って主人と結婚しました。短期間でしたが、結婚生活は私の人生の中で最も幸せな期間でした。主人の命がもう長くないこと、不妊治療を続けられないかもしれないことを知ったときは、本当に辛かったです。奈落の底に突き落とされたような、出口のない真っ暗な闇の中に独りぼっちにされたような…そんな気持ちでした。
私の残りの人生を主人との思い出だけで生きていくのは辛いので、主人の忘れ形見がどうしてもほしいと思いました。ですので、無事妊娠することができ、出産を終えて、今、我が子を腕に抱けていることは、私にとってこの上なく幸せなことであり、生きていく糧となっています。子供の笑顔が主人の笑顔によく似ていて、この子の中に主人が生き続けてくれているんだなぁと感じています。
あの時、モンドメディカル様に出会えていなかったら、絶対に子供を授かれませんでした。
私の気持ちに寄り添ってくださり、事情を考慮し柔軟にご対応下さったおかげで今の幸せがあると思っています。
本当に本当に感謝しています。
私の人生を変えてくださり誠にありがとうございました。
私たちモンドメディカルは、主にアジア、アメリカ、旧ソ連諸国等における治療をご提供しております。
本プログラムの詳細については、東京オフィスにおいて無料の個別相談及び遠方にお住まいのお客様を対象に出張カウンセリングを受付けていますので、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。