お客様からお寄せいただいた体験談:2403(代理出産プログラム)
モンドメディカルにてサポートさせていただきました、 お客様からサービス利用後、体験談をいただきましたので、ご紹介させていただきます。
サービスを検討した経緯
流産を何度か経験した過去を踏まえ、長く不妊治療を継続しておりました。仕事を取り巻く環境が大きく変化し、時間に余裕が出来たこと、妻も30代の後半に差し掛かった環境下で、5年後、10年後に後悔しないための選択肢のひとつとして代理出産という方法を検討するようになりました。
検討し始めた時期、行動した時期
結婚10年目、妻が30代後半に差し掛かった2020年の暮れに本格的に妻との協議を始めました。夫婦間での方向性がおおよそ定まりつつあった翌月の2021年1月にモンドメディカルに相談させていただくことになりました。
比較検討の際に困ったこと
まずはネットを中心に一般的な情報収集を行いましたが、デリケートなテーマであるが故に実際に経験された当事者の生の声が極めて少ない。一方で倫理感や感情論に引っ張られ、科学的な根拠が乏しいものや経験則に基づかない否定的な情報が多かったことを記憶しております。
モンドメディカルを選んだポイント
まずは初動がとても速かったことが印象的でした。
地方都市在住の私たちの元へ早々に来てくださいました。悩みを聞いていただいた上で、感情に訴えかけるような一方向の主観的な営業トークではなく、デメリットやリスクも踏まえた客観的な意見をくださったことが好印象でした。私達の置かれた状況は、このプログラムの対象者となれる条件の真ん中ではないという認識はありましたが、抱えた悩みや意思に対して柔軟に意見していただけたことが決め手となりました。休日・祝日や遅い時間帯でも対応していただけたことも併せて有難かったです。
サービス利用後(申込み後)
採卵から受精卵の海外移送
海外へ送るために紹介いただいた都内医院にて採卵を行っておりました。その後に受精卵を斡旋業者にお願いし、海外移送いたしました。その間には、モンドメディカルと採卵の状況等を都度共有し、その進行度に応じて移送のタイミングをはかる協議やアドバイス等をしていただいておりました。
代理母さんの斡旋から受精卵移植
流行ウィルスによる世界的な混乱の状況下での代理母さんの斡旋ということで、少々時間がかかりましたが、納得感のある代理母さんをご紹介いただくことが出来ました。
その後は、受精卵を移植し、経過を見守るわけですが、どうしても関係機関が多い(海外産婦人科医院、海外高度医療機関、モンドメディカル、依頼者)ことや時差の関係で、情報伝達のタイムラグは発生します。その環境下でも最大限に迅速・丁寧に対応していただけました。ちょっとした問題でもすぐにWeb会議(海外医療機関、モンドメディカル、通訳者、依頼者)にて、現況の共有や考えられるリスク、対応策について協議できる環境があったのはとても有難かったです。
この妊娠中の期間は基本的に進展情報を待つことしか出来ないため、期待が膨らんでいく一方で時間の経過が長く、もどかしく感じます。
出産・渡航
出産予定日に合わせて、渡航の準備を進めておりました。こればかりはどうしようもないことではありますが、予定日よりも早く出産の一報を受け、渡航日が前倒しになり、急に慌ただしくなります。
ホテルや空港送迎などにかかる日程が何度も変更となり、応対してくださった方々に負担をかけてしまいましたが、迅速にこなしていただきました。
海外滞在先のスタッフの皆様が本当に親切な方ばかりでした。現地通貨への両替からホテルへの特殊な要望の伝達、さらにはベビー用品や生活用品の買出しになどもお手伝いいただいたのは本当に助かりました。現地スタッフの中の一人に日本人がいたのも心強かったです。私達は問題ありませんでしたが、過去に他の日本人の体調不良時に救急車手配や病院同行までされたというお話を伺い「何かトラブルが起きても大丈夫」と安心できたことを覚えております。
滞在先の役所等関係機関にコネクションがあったことも心強かったです。法的な手続きがスムーズに行えました。
妻と道中のプロセスを愉しもうと互いを鼓舞し、一定の覚悟をもって渡航したつもりではいましたが、やはり航空機による長時間の移動、慣れない海外での滞在生活に加え、役所手続き、新生児の世話等をこなすには、思った以上の疲労感があったことは正直なところです。精神面、体力面、経済面での一定のタフさが求められることは事実かと思います。
自身の英語力、新生児の扱いにかかる知見が高かったら、もう少し気持ちに余裕を持つことができたかもしれません。
サービス利用後(日本へ帰国後)
帰国時の飛行機の窓から東京の空港が見えたときに、心の底から湧き上がる安堵感と達成感は一生忘れることはないことでしょう。自宅に戻るも、しばらくは抜けない疲労をかかえつつ、家事育児、溜まった仕事の消化にため息がでる瞬間もありましたが、徐々に戻っていく日常の風景の中に我が子の存在があるということに、なによりの幸福を感じる自身の心情があります。
将来、子供に出生の経緯を説明するための資料として、親子三者による遺伝子鑑定も行いました。当たり前のことではありますが、親子である証明がしっかりとなされました。
特別養子縁組の家庭裁判所での手続きは、事前にモンドメディカルよりレクチャーを受け、予習出来ていましたので戸惑うことは特段ありませんでしたが、審判が確定するまでに思ったよりも長く時間がかかりました。その後、自治体にて戸籍の変更手続きを行い、すべての工程が終了となるわけですが、モンドメディカルには最後までしっかりとフォローしていただき、本当に助かりました。
なお、このコメントを書いている現在の子の状況といたしましては、健康診断結果良好、怪我・病気ひとつすることなく、まもなく無事に8カ月齢を迎えようとしております。
私たちモンドメディカルに於いては、主に旧ソ連諸国における代理出産プログラムをご提供しております。本プログラムの詳細については、 東京オフィスにおいて無料の個別相談及び遠方にお住まいのお客様を対象に出張カウンセリングを受付けていますので、お気軽にお問い合わせください。