【卵子提供 体験談】採卵10回でも凍結胚は0個「後悔したくない」と踏み出した卵子提供への一歩
「どこかで、自分は自然妊娠できるのではないかと思っていました」
31歳で結婚し、すぐに自然妊娠。
しかし、その後流産を経験されました。
それから約1年間、自分たちで妊活を続けても妊娠には至らず、不妊治療のクリニックを受診。そこで告げられたのが、卵巣機能が非常に低下しており、「早発閉経」の状態であるということでした。
それでも、すぐに卵子提供を選択されたわけではありません。
「自分の卵子で妊娠したい」という思いから、早発閉経の不妊治療に取り組む医療機関へ約2年半通院し、採卵は約10回。しかし、一つも凍結胚を得ることができませんでした。
「このまま自己卵子での妊娠にこだわり続けたら、お金と時間だけが過ぎ、手元に何も残らないかもしれない」
そう感じたことをきっかけに、卵子提供という選択肢に向き合うことを決意されました。
今回ご紹介するのは、その後、モンドメディカルの国内完結型卵子提供プログラムを利用し、妊娠・出産されたお客様からいただいた体験談です。
早発閉経や卵巣機能の低下によって不妊治療に悩まれている方、自己卵子での治療をどこまで続けるべきか迷われている方にとって、一つの参考になれば幸いです。
卵子提供を検討されたきっかけ
31歳で結婚してすぐに自然妊娠したものの、流産してしまいました。
その後、1年ほど自己流で妊活をしていましたが、なかなか妊娠できませんでした。
不妊治療のクリニックを受診したところ、卵巣機能が50代を超える状態で、早発閉経だと指摘されました。
難治性不妊である早発閉経での不妊治療の厳しさを理解している医師からは、自分の子どもにこだわらなくても、犬や猫を飼うことや、特別養子縁組という制度もあること、そして、どうしても自分で子どもを産みたいのであれば、日本では難しいものの「卵子提供」という選択肢もあることを説明されました。
しかし当時は、どこかで「自分は自然妊娠できるのではないか」と思っていました。
その後も自己卵子での妊娠を目指し、早発閉経の不妊治療で知られる病院やクリニックへ約2年半通院しました。採卵は10回ほど行いましたが、一つも凍結胚を得ることができませんでした。
30代半ばになり、「このまま自己卵子での妊娠にこだわっていても、お金と時間がかかるばかりで、手元に何も残らないかもしれない」そう思った時に、卵子提供を受けたいと考え、行動に移しました。
卵子提供を決断するまで、ご主人やご家族との話し合い
実際に行動を起こしたのは30代半ばでした。
比較・検討する中で、一番のネックになったのは費用でした。
また、卵子提供という方法そのものが抱えている、今後考えていかなければならない様々な課題についても悩みました。
そして、ご本人だけではなく、ご主人との間でも最初から意見が一致していたわけではありません。
卵子提供を受けたいと主人に相談したところ、当初は否定的でした。
それでも私は、「人生を振り返った時に、子どもが欲しかったと後悔したくない」という自分の気持ちを伝えました。
何度も話し合いを重ね、主人にも理解してもらいました。
お互いの両親にも相談しました。
両親からは、「難しいことは分からないけれど、二人でよく話し合って決めなさい。後悔のないようにやりなさい」と言われました。
最終的には、プログラム費用とサービス内容を比較・検討し、モンドメディカルで卵子提供を受けることを決めました。
ドナー選定から採卵まで、期待と不安が入り混じった時間
申し込み後は、多くの候補の中から数人のドナーさんを選び、卵子提供をお願いできるか確認してもらいました。
その返事を待っている時間、ドナー適合検査の結果を待っている時間、採卵までの時間、そして、採卵数や凍結胚の数が分かるまでの時間、「うまくいくだろうか」という不安と、「今度こそ」という期待。
ずっとドキドキ、ワクワク、ハラハラしながら過ごしていました。
卵子ドナーさんへの想い
私自身、自己卵子での妊娠を目指していた時には、採卵に向けて仕事の合間に通院したり、薬を自己注射したりしていました。
それが大きな負担になることも分かっていますし、何度もしんどい気持ちになりました。
だからこそ、ドナーさんにも同じような負担をかけていたことを考えると、感謝しかありません。
名前も顔も知らない赤の他人のために卵子を提供していただいたこと。
本当にありがとうございました。
出産を終えて、今感じていること
この卵子提供は、ドナーさん、小笠原さん、医師をはじめ、たくさんの方の協力があって成り立ったものだと思っています。
このご縁に感謝しています。
子どもと初めて対面した瞬間は、感動して涙があふれるのかと思っていました。
でも実際には、「やっと生まれた」という気持ちと、「エコーでずっと見ていた顔は、こんな顔だったんだ」
という気持ちでした。
長い不妊治療を経て、卵子提供という選択肢に向き合い、ようやく迎えることができた我が子。
想像していたようなドラマチックな瞬間とは少し違っていても、それがご本人にとっての、かけがえのない「初めての対面」でした。
あの時、一歩を踏み出した自分へ
卵子提供については、漠然と「高額な費用がかかる」というイメージがありました。
インターネットで検索しても情報は玉石混交で、不安をあおられるような内容もたくさんありました。
しかし、モンドメディカルで小笠原さんから直接話を聞き、実際の卵子提供について正確な情報を知ることで、不安を一つずつ解消することができました。
そして今振り返ると、「あの時、卵子提供に向けて一歩を踏み出した自分」と、「粘り強く寄り添ってきてくれた主人」がいたからこそ、今があると思っています。
自己卵子での治療を続けるべきか、迷われている方へ
不妊治療では、「あと一回採卵すれば」「次こそは」と期待しながら治療を続ける一方で、「いつまで続ければいいのだろう」と迷うこともあります。
特に、早発閉経や卵巣機能の低下などによって採卵を繰り返しても凍結胚を得られない場合、自己卵子での治療を続けるのか、それとも別の選択肢を考えるのかは、とても大きな決断になります。
また、費用やドナーとの関係、将来お子様へどのように伝えるのかなど、事前にご夫婦で考えておきたいこともあります。
だからこそ、インターネット上の情報だけで結論を出すのではなく、まずは「自分たちの場合、どのような選択肢があるのか」を知るところから始めてみてもよいのではないでしょうか。
モンドメディカルでは、国内でドナー選定から採卵、受精、胚移植までを進める国内完結型卵子提供プログラムをご案内しております。
「採卵を繰り返しているけれど結果につながらない」
「早発閉経と診断され、今後の治療に悩んでいる」
「自己卵子での治療を続けるべきか、卵子提供を検討すべきか迷っている」
「卵子提供について、まずは正確な情報を知りたい」
そのような段階でのご相談でも構いません。
これまでの治療歴や現在のお気持ちを伺いながら、ご夫婦にとってどのような選択肢が考えられるのか、一緒に整理させていただきます。
すぐに卵子提供を決断する必要はありません。
「まずは話を聞いてみたい」という方も、どうぞお気軽にお問い合わせください。














